そこに仁義はあるのか(仮)

略してそこ仁!

アーキ部:「あいつとは働きにくい!」それって文化の違いかも…!異文化理解力のお話

毎週金曜の定時後に弊社でアーキ部なるものが開催されています(✌'ω' ✌)
2/17のアーキ部は「異文化理解力」がテーマでした!

この本の内容が紹介されました。

この本を私も読みましたが、超いい本で目から鱗が流れっぱなしでした。

この本は、各国の文化の違いを8個の指標をもとに分析して、その対処方法を説明しています。
本の中では『ドイツ人とアメリカ人が一緒にはたらいたときに…』というように、本当に違う文化の人同士の仕事場でのコミュニケーションについて語られていますが、これが日本の現場でも超役にたつので、この本はまじでおすすめです(✌'ω' ✌)

😒 というのも…。

いまのチームは結成されたばっかりなんですが、
「なんであの人ってあんな言い方するの?!」とか「なんでそういう行動するの?!」って思うことがあり、衝突もあり…。
でもこの本を読んで、「それって文化の違いかもなあ…。」と思うようになりました。

文化って、国ごとにあるんじゃなくて、会社の文化・組織の文化・その人の生まれ育ってきた文化っていうのがあって、ちゃんとを理解する。(しようとする。)
そして、その文化に対してどういう風にアプローチそればいいかを知る。
心にゆとりが生まれ、チームとしてコミュニケーションができるようになります。

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👀 8つの指標

こんな8つの指標が紹介されています。

1. コミュニケーション:ローコンテクスト or ハイコンテクスト
2. 評価:直接的なネガティブフィードバック or 間接的なネガティブフィードバック
3. 説得:原理優先 or 応用優先
4. リード:平等主義 or 応用主義
5. 決断:合意思考 or トップダウン
6. 信頼:タスクベース or 関係ベース
7. 見解の相違:対立型 or 対立回避型
8. スケジューリング:直線的な時間 or 柔軟な時間

それぞれの指標について、自分がどちらに近いか考える。そして、チームメンバーがどちらに近いか考える。
自分と相手の位置を考えたら、相対的にみて相手がどういう文化に所属しているのかを見てみる。
そして、そんな分野のひとに対しては、どういう風に接せばいいかを知る。

💭 たとえば

自分よりも
1. コミュニケーション:ローコンテクスト
2. 評価:直接的なネガティブフィードバック
に当てはまるひと

どう見られている?

みんなから、「率直だけどズケズケとものをいうのでちょっと失礼なひとだな」と思われている人が当てはまるかも。

なんでそんな行動をとるのか

こういう人は別に他の人を攻撃しているわけではなく、単に誠実さや裏表のなさを表しているだけ。

じゃあどうコミュニケーションすればいいの?

その人の真似をして、こちらもローコンテクスト x 直接的にネガティブフィードバックをしようと思ってはだめです。
なぜなら、その人にとっての『率直』と『無神経』のラインがわからないから。
こっちが合わせてみると、逆に「なんだこいつは、失礼なやつだな」と思われてしまうリスクがあります。
こちらの思いを伝えたい場合は、一箇所ほんの少し強めて言う、くらいにとどめましょう。

というように、こう見える人は、こういう風に考えていて、こうコミュニケーションすればいい、というようなことが本に書かれています。

😄 アーキ部でのスライドはこちら

www.slideshare.net

各項目についてや、日本企業でよくあることが書かれていてためになる…!

😊 最後に

私に圧倒的に足りないのは異文化理解力なので、今後理解力をのばしていきたい