そこに仁義はあるのか(仮)

略してそこ仁!

エクストリームプログラミングを読み返した+イベントの座談会に出ました!

増田さん主催のコチラのイベントに、座談会パートで出していただくことになり、改めてケントベックのエクストリームプログラミング(2nd Edition)の本を読み直しました!
エクストリームプログラミングも、読書メモをまとめて毎日ツイートしながら読んでいきました。

modeling-how-to-learn.connpass.com

福井さんの勉強会資料はこちら!👇
speakerdeck.com

読みながらまとめたツイートのモーメントはコチラ↓
今回はイベントの1週間前から本を読み始めました!

twitter.com

ノートは私の理解で書いているので、何よりも原書を読んでいただくのが一番です。
ただ、読書会での意見交換のように、他の人の解釈を参考にしたいときや、原書を読んでみる前にどんなことが書いているのさっくりと雰囲気を掴んでいただくとか、そういった感じで皆さんのお役に立てると嬉しいです!

💡 特に面白かったところ

エクストリームプログラミングの書籍は5〜6年前にも読んでいました。頭に残っていた印象は、「エクストリームプログラミングは技術的なプラクティスが書かれている本」という感じでした。
ただ、今回改めて読み返してみて、もちろん技術的なプラクティスも書かれていましたが、それよりも人とのコミュニケーションや尊敬を大切にするという部分が思っていたよりも多く、自分の印象との少しのギャップが新鮮だなと感じながら読み返せました。
昔に読んだ時と印象に残る部分が変わった気がするのは、経験を得たからなのか、それともドメイン駆動設計を勉強したからなのか…?
改めて読んでも面白い本でした!
ノートにまとめたときに、スペースの都合で泣く泣くカットしてしまったところも多かったので、是非皆さんにも読んでいただきたい一冊です!

第1章:XPとは何か?

そもそもXPとは何なのか。第1章の時点で、技術力だけではダメ、独りよがりではダメだと明言されている。他の章でも「すごく技術ができるけどコミュニケーションを取れない人」と、「普通に技術ができるけどコミュニケーションが取れる人」の二択の場合、XPなら後者を採用するというようなことが書かれていて、人とのコミュニケーションに重きを置くという考え方を大切にしているというのがわかる。

XPでは「生産性の妨げになっているものを捨て去る」こと。「自分達のできることをオープンにしてそれを実行に移す」こと。
良好なビジネスは良好な人間関係によってもたらされる。

第4章:価値

プラクティスばかりに目を向けていると、プラクティスをやることが目的になってしまう場合がある。なぜそれをやるのか、そもそもやる必要があるのかを判断する基準が「価値」。

XPでの開発を導く5つの価値

  • コミュニケーション
  • シンプリシティ
  • フィードバック
  • 勇気
  • リスペクト

なお、上記の価値以外にもソフトウェア開発に必要な価値は他にもあると書かれている。最も重要なことは、チームの振る舞いをチームの価値に合わせること。
例えば、「その他の重要な価値としては、安全性、セキュリティ、予測可能性、生活の質などがある」と書籍でも記載されている。

📖 ノートをPDFとして公開します

今回作成した全てのノートをPDFとして公開します。
手書き文字にも関わらず文字検索もできたので、ご活用いただけると嬉しいです!
(NotabilityというiPadアプリを使っています。オススメです。)

繰り返しになりますが、原書を読んでいただくのが一番だと思います!

社内勉強会など、基本的に自由に使っていただいてかまいません。ただ、販売や再配布、商用目的での利用などはおやめください。
「使ったよ!」などのご報告をしょぼちむ ( twitter:@syobochim ) までいただけると喜びます。

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