総務省が出している統計情報の通信利用動向調査が面白かった。実際のデータや細かい数値はこちらから。
統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料
この調査データは2017年までのものしか発表されていない。
これまでの発表時期を見ると、6月・7月頃に調査結果が発表されているので、2018年のデータは2019年のその頃に出るのでは。
経年でのデータをグラフ化して見てみたかったので可視化したけど、世の情勢に疎いので、何の因果関係でそうなっているのかはわからない・・・。😇😇
なお、可視化にはCanvaというサービスを利用してデータを可視化しました。
Amazingly Simple Graphic Design Software – Canva
こんな感じでテンプレートがいくつか用意されていて、それを使うと簡単におしゃれなスライドを作れる。
数値を入力していくだけで、お手軽にいい感じのグラフを作れた!しかし、お手軽な分、凡例をつけられないなどの細かいカスタマイズは出来ない。
それではまとめた結果を載せていきます。
最初にクラウドサービスの利用状況の推移。
クラウドサービスを利用している企業の割合は2016年と比較して10%も増えており、ついに50%を超えた。(2016 : 46.9% → 2017 : 56.9%)
クラウドサービスの効果。
効果があったと感じている企業の割合は5年間ほぼ変わらず、8割強をキープしている。しかし過去5年間でのピークは2013年。
産業別クラウドサービス利用の割合の推移。
どの業種も徐々に利用割合が伸びてきている。
情報通信業が多いのはともかくとして、次点が金融・保険業になっているのは少し意外だった。どちらかといえば、クラウドの導入が遅い業種なのかと思っていた。
運輸業は伸び方にムラがあるけど、何か理由があるんだろうか・・・?
最後に資本金規模別クラウドサービス利用割合の推移。
1000万円未満は2016年にかなり割合が落ち込んでいるけど、何があったんだろう?
基本的にはどの業種も右肩上がりになっている。
全体の企業の利用割合は5割を超えているが、資本金別で見ると資本金が1億円未満の企業は全て50%以下、1億円以上の企業は全て50%以上になっている。
他にもデータには、「どういうクラウドサービスを利用しているか」や「なぜクラウドサービスを利用していないか」という理由などが載っていて面白い。