WeChatとは、主に中国を中心に利用されているメッセージングアプリです。
Wikipediaからの引用ですが、
2015年2月の同社発表によると登録ユーザー数は11億2,000万人（以降、テンセントは登録ユーザー数を公表していない）。また、20以上の言語版があり、200の国と地域をカバー、70を超える国と地域でナンバーワンのソーシャルアプリであるという[7]。2016年第1四半期における月間アクティブユーザー数が7億6,200万人に到達し、前期比29％増であると発表された[8]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AE%E4%BF%A1
とあり、とても多くのユーザーに利用されています。
こんなWeChatのbot作成を試してみました。
💬 WeChatの企業用botアカウントの種類と登録サイト
WeChatのbotアカウントには以下の種類があります。
しかし、登録のタイミングで日本企業を選択するとservice accountしか選択できません。
subscription accountよりもservice accountの方が機能が多いので、おそらく問題ないかと思います。
- subscription account
- 未認証
- 認証済
- service account
- 未認証
- 認証済
それぞれのアカウントでどういうことができるのかはこちらのサイトに載っています。
微信公众平台
中国語で表示される場合は、こちらのサイトにアクセスし、右上の言語をEnglishに変更してページをリロードしてください。
また、同サイトの右上のRegister nowからアカウント申請ができます。
微信公众平台
未認証の状態だとBotアカウント連携に必要なAPPIDなども確認できなかったので、企業用のアカウントを用意される場合は事前に申請手続きを進めておくことをオススメします。
認証時には銀行口座情報を始めとして、簡体字中国語証明書？？など、いろんな書類が必要になるようです。
💬 テスト用アカウントの作成方法
では、企業用アカウントが用意できなければWeChatボットの作成準備ができないのかというとそういう訳でもなく、テスト用にサクッと用意できるサービスも用意されています。
今回はテスト用アカウントの作成方法を紹介します。
1. WeChatアプリを携帯にインストールする
WeChatのテスト用アカウントを用意するにはWeChatアプリが必要です。
まずはPlay StoreやApple StoreからWeChatアプリをインストールしましょう。
2. テスト用のアカウントページへWeChatを使ってログインする
こちらへアクセスして登録ボタンをクリックします。
微信公众平台
似ているサイトで、英語表示されているサイトもありましたが、私は何度やってもログインに失敗してしまいました。。。
WeChat Official Account Admin Platform
登録ボタンをクリックしたら、QRコードが表示されます。
スマホのWeChatアプリを起動して、右上の＋ボタンをクリックし、スキャンをクリックします。
（私はAndroidを利用しています。iPhoneの方はUIが違うかも。）
読み取り画面が起動するので、サイトに表示されているQRコードを読みとればテスト用アカウントページにログインできます。
3. テスト用アカウントにTOKENとURLを登録する
サイトにappID / appSecretが表示されています。
また、URLとTOKENを登録するフォームがあります。
TOKENは任意の文字列を、URLにはボット用に作成したシステムのURLを記載して、「提交」ボタンを押します。
登録に成功したらテスト用アカウントの作成は完了です。
チャットシステムの作成方法は、別途ブログに書く予定です。
チャットの作成方法をこちらに書きました。
7億人以上に利用されているWeChatのbotを作る〜チャットボット編〜 - そこに仁義はあるのか(仮)
また、今回はWeChatのテストアカウントと連携させるために、ローカル環境のシステムを簡単に外部公開できるngrokというサービスを利用しました。
ngrokの利用方法については、こちらのブログに書いています。
ローカルで起動したサーバーを簡単に外部公開できるngrokと活用方法 - そこに仁義はあるのか(仮)
