そこに仁義はあるのか(仮)

略してそこ仁!

Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - アプリケーション編

Oracle Code Tokyoでハンズオンのお手伝いをしてきました!
ハンズオンは、Rails / laravel / Django / Spring Bootの4つのフレームワークを利用して、Oracle CloudのAutonomous Transaction Processingサービス(Oracle 18c)へ接続するサンプルアプリと、その手順を作っています。
私はSpring Boot(JPAを利用)のサンプルアプリとハンズオン手順、また、それに合わせてアプリの検証環境構築用のTerraformも作りました。

ハンズオンの手順やアプリはこちらのGitHubリポジトリに置いています。
ハンズオン手順と内容がかぶるところも多いのですが、この機会に、環境の作り方やデータベース接続方法などを整理したいと思います。

github.com

今回は、いよいよ完結編。アプリケーション作成のポイントを書いていこうと思います。
構成や環境構築編の内容についてはこちら
Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - 環境構築編 - そこに仁義はあるのか(仮)
アプリケーションの設定についてはこちら
Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - アプリケーション環境編 - そこに仁義はあるのか(仮)


f:id:syobochim:20190520002319p:plain

  • 👌 アプリで使っているもの
  • 👌 pom.xml
  • 👌 データベース接続設定を追加
  • 👌 シーケンスの設定
続きを読む

Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - アプリケーション環境編

Oracle Code Tokyoでハンズオンのお手伝いをしてきました!
ハンズオンは、Rails / laravel / Django / Spring Bootの4つのフレームワークを利用して、Oracle CloudのAutonomous Transaction Processingサービス(Oracle 18c)へ接続するサンプルアプリと、その手順を作っています。
私はSpring Boot(JPAを利用)のサンプルアプリとハンズオン手順、また、それに合わせてアプリの検証環境構築用のTerraformも作りました。

ハンズオンの手順やアプリはこちらのGitHubリポジトリに置いています。
ハンズオン手順と内容がかぶるところも多いのですが、この機会に、環境の作り方やデータベース接続方法などを整理したいと思います。

github.com

今回は、アプリケーション環境の設定手順を書いていこうと思います。
構成や環境構築編の内容についてはこちらです。
Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - 環境構築編 - そこに仁義はあるのか(仮)

f:id:syobochim:20190520002319p:plain

  • 👌 アプリで使っているもの
  • 👌 実行環境の設定
  • 👌 ビルド環境の設定
    • 1. ライセンス確認
    • 2. Mavenのsettings.xmlに認証情報を記載
  • 👌 テーブルの作成
続きを読む

Spring BootのアプリとOracle CloudのAutonomous Databaseを接続する - 環境構築編

Oracle Code Tokyoでハンズオンのお手伝いをしてきました!
ハンズオンは、Rails / laravel / Django / Spring Bootの4つのフレームワークを利用して、Oracle CloudのAutonomous Transaction Processingサービス(Oracle 18c)へ接続するサンプルアプリと、その手順を作っています。
私はSpring Boot(JPAを利用)のサンプルアプリとハンズオン手順、また、それに合わせてアプリの検証環境構築用のTerraformも作りました。

ハンズオンの手順やアプリはこちらのGitHubリポジトリに置いています。
ハンズオン手順と内容がかぶるところも多いのですが、この機会に、環境の作り方やデータベース接続方法などを整理したいと思います。

github.com

今回は、環境構築までの手順を書いていこうと思います。
アプリケーションの動作環境の設定についてはこちら。
syobochim.hatenablog.com

  • 👌 クラウド環境の構築
    • 手動で作成する場合
    • Terraformを使って作成する場合
  • 👌 仮想マシンの環境構築について
    • ビルド環境+実行環境
    • 実行環境
続きを読む

総務省の統計調査クラウドコンピューティングサービスの通信利用動向調査が面白い

総務省が出している統計情報の通信利用動向調査が面白かった。実際のデータや細かい数値はこちらから。
統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料


この調査データは2017年までのものしか発表されていない。
これまでの発表時期を見ると、6月・7月頃に調査結果が発表されているので、2018年のデータは2019年のその頃に出るのでは。

経年でのデータをグラフ化して見てみたかったので可視化したけど、世の情勢に疎いので、何の因果関係でそうなっているのかはわからない・・・。😇😇

なお、可視化にはCanvaというサービスを利用してデータを可視化しました。
Amazingly Simple Graphic Design Software – Canva


こんな感じでテンプレートがいくつか用意されていて、それを使うと簡単におしゃれなスライドを作れる。
f:id:syobochim:20190512222132p:plain:w400
数値を入力していくだけで、お手軽にいい感じのグラフを作れた!しかし、お手軽な分、凡例をつけられないなどの細かいカスタマイズは出来ない。
f:id:syobochim:20190512222345p:plain:w400

それではまとめた結果を載せていきます。

f:id:syobochim:20190512214756p:plain
最初にクラウドサービスの利用状況の推移。
クラウドサービスを利用している企業の割合は2016年と比較して10%も増えており、ついに50%を超えた。(2016 : 46.9% → 2017 : 56.9%)


f:id:syobochim:20190512213615p:plain
クラウドサービスの効果。
効果があったと感じている企業の割合は5年間ほぼ変わらず、8割強をキープしている。しかし過去5年間でのピークは2013年。


f:id:syobochim:20190512213618p:plain
f:id:syobochim:20190512213628p:plain
産業別クラウドサービス利用の割合の推移。
どの業種も徐々に利用割合が伸びてきている。
情報通信業が多いのはともかくとして、次点が金融・保険業になっているのは少し意外だった。どちらかといえば、クラウドの導入が遅い業種なのかと思っていた。
運輸業は伸び方にムラがあるけど、何か理由があるんだろうか・・・?

f:id:syobochim:20190512213634p:plain
最後に資本金規模別クラウドサービス利用割合の推移。
1000万円未満は2016年にかなり割合が落ち込んでいるけど、何があったんだろう?
基本的にはどの業種も右肩上がりになっている。
全体の企業の利用割合は5割を超えているが、資本金別で見ると資本金が1億円未満の企業は全て50%以下、1億円以上の企業は全て50%以上になっている。

他にもデータには、「どういうクラウドサービスを利用しているか」や「なぜクラウドサービスを利用していないか」という理由などが載っていて面白い。

「いちばんやさしいGit&GitHubの教本」の刊行イベントを開催いただきました!

よこなさん(@ihcomega)と共同で、「いちばんやさしいGit&GitHubの教本」を書きました!

本の紹介はこちら
syobochim.hatenablog.com

そして、その刊行記念イベントをこちらのコミュニティにて開催いただきました!
本当にありがとうございます🙇‍♂️🎉✨

  • Java女子部・PyLadies Tokyo共催:ハンズオン
  • 関ジャバ:ハンズオン
  • JJUG:トークセッション

それぞれのイベントで、新しくGitを学びたいという人を対象に「いちばんやさしく」お話をしました!

続きを読む

IntelliJ IDEAでOracle CloudのAutonomous Data Warehouseに接続する

Intellij IDEAを使ってAutonomous Data Warehouseに接続してデータを参照・変更したい!!

SQLDeveloperを使ったドキュメントはいっぱいある

Oracle CloudのAutonomous Data Warehouseのデータを触ることが増えたんだけど、ドキュメントはほとんどSQL Developerになってる😇
SQLDeveloperダウンロードサイト:Oracle SQL Developer ダウンロード
SQLDeveloperでAutonomous Data Warehouseにつなぐ方法:Oracle SQL Developer(バージョン18.2より前)で接続

SQLDeveloperはExcelやCSVをサクッとデータをインポートできたり、さらに言えば、そんなExcel・CSVからテーブル作成まで出来ちゃうので、便利。

なんだけど、結構メモリを使うので、IntelliJ IDEAと併用で使おうとするとフリーズしてしまう。
(そして、どうしてもUIが好きになれない!!!)
なので、やっぱりIntelliJ IDEAで繋ぎたい

IntelliJ IDEAを使ってつなぐ

使用バージョン:IntelliJ IDEA 2019.1
f:id:syobochim:20190410233515p:plain
(このバージョンになって、設定がすごく簡単になっている・・・?)

事前準備

JDBCをダウンロードする

ここからJDBCをダウンロードする
JDBC and UCP Downloads page

「Oracle Database 18c (18.3) JDBC Driver and UCP Downloads」>「ojdbc8-full.tar.gz」をダウンロードする
もしくは、最低限これだけあればOKっぽい。
同じフォルダに保存する。

  • ojdbc8.jar
  • oraclepki.jar
  • osdt_cert.jar
  • osdt_core.jar

データベース接続用のクライアント証明書の取得

Oracle Cloudにログインして、クラウドの管理コンソールから、Autonomous Data Warehouseのインスタンス詳細ページへ移動する

そして、接続用のクライアント証明書をダウンロードする。
方法はこちら
クライアント資格証明(ウォレット)のダウンロード

ダウンロードされた「Wallet_activity.zip」を解凍して保存する。
「Connection String」の「TNS Name」をメモしておく。
f:id:syobochim:20190411003939p:plain

HIGH / MEDIUM / HIGHの違いはこちら
事前定義されたDatabase Autonomous Data Warehouseのサービス名

こんな感じ

JDBCとWalletは同じフォルダじゃなくてもいい
f:id:syobochim:20190411001646p:plain

IntelliJ IDEAでの設定

IntelliJ IDEAのDatabase ToolsからAutonomous Data Warehouseにつなぐ方法を書いていきます!

Database ToolではデフォルトでOracleの接続用設定があるんだけど、ドライバが12.1.0.2までしか選べない(2019/4現在)ので、事前準備で取ってきた18c用のドライバを設定していきます

18c用のドライバを作成するために、まずは既存のOracle Driverの設定を流用します
ドライバから「Oracle」を右クリックして「Duplicate」を選択します
f:id:syobochim:20190411002207p:plain

ドライバの設定が複製されたら、すでにあるドライバを「ー」で消して、「+」で「Custom JARS」を選択します
f:id:syobochim:20190411003711p:plain

こんな感じで設定しました
f:id:syobochim:20190411002724p:plain


それでは、作ったドライバ設定を使って、データベース個別の接続設定をしていきます!
Connection Typeから「TNS」を選択します
f:id:syobochim:20190411003838p:plain

こんな感じで設定しました!
それぞれの設定項目を下に記載します。
f:id:syobochim:20190411003604p:plain

  • TNSADMIN
    • Autonomous Data Warehouseのクライアント証明書としてダウンロードした「Wallet_activity.zip」を解凍したフォルダ
  • TNS name
    • 「Wallet_activity.zip」をダウンロードする時に、メモした「Connection String」のTNS Name
  • User
    • データベースのユーザー
  • Password
    • データベースユーザーのパスワード

Test Connectionをクリックして、Successfulが表示されたら成功です!

f:id:syobochim:20190411004403p:plain
わーい!

"技術情報を発信するVirtual YouTuber"に おれはなるっ!!!(なった)

趣味でVirtual YouTuber(略してVTuber!)をはじめました!
クラウドに関する知識をゆるりと紹介していきたいな〜、と思っています!(✌️'ω' ✌️)
美的センスなし+知識完全ゼロだった人間が何回かの土日を使って作っていったので、なぜやろうと思ったのか、どんな技術を使ってVTuberを始めたか、簡単に紹介していきます!

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

  • 💬なぜ始めようと思ったか
  • 💰使ったものと現時点でかかったお金
  • 🖥 Live 2Dについて
    • ハマったところMEMO
  • 🖥FaceRigについて
    • MEMO
  • 🖥 filmoraについて
  • 🖥 おまけ
  • 🤔 これから
    • 考え中なこと

💬なぜ始めようと思ったか

前職ではプログラミングや開発手法などに興味があり、文章やコードを使った説明が適切だと思っていたので、このブログで学んだことを発信していました!
しかし、最近は職種がかわり、クラウドを学んでいくことになったことで、スクリーンを実際に見せたり図を書いたりという説明方法が適切なのかもと考えるようになりました。
そこで、Youtubeで動画という形式で、自分な学んでいることを発信できたらいいな〜、と思い、VTuberを始めることにしました!
(自分の顔とか声を出すのはとても恥ずかしい)

ブログをやめるわけではなく、ブログの方が伝えやすいものはブログで、動画の方が伝えやすいものはYouTubeで発信していければいいな〜〜〜!!!('ω' ✌️)

続きを読む