そこに仁義はあるのか(仮)

略してそこ仁!

「SMTPサーバをたてといたから、メール送るプログラム作って」って言われたときのやりかた

メモだよ

やったこと

1. ✏️ SMTPサーバの情報を調べる
2. ✏️ spring-bootでメールを送る
おまけ. ✏️ 相手に送信できたかどうか調べるには
おまけのおまけ. ✏️ AWS SESとバウンス率

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アジャイルレトロスペクティブズを読んで『ふりかえり』のやり方をKPTから変えてみた

『ふりかえり』のやり方を変えてみました٩( ´ω` )و

私たちのチームでは、スプリントのふりかえりにKPTを採用していたのですが、あまりうまくいっていませんでした。

😥『ふりかえり』がうまくいかない

『ふりかえり』にて、以下のようにKPTをやっていました。

  1. 個人個人が思いついたことをK/Pとして書き出す
  2. 全体でそのK/Pを共有する
  3. とりあえず目についたK/Pについて話あい、Tを決める

しかし、このやり方ではチームの問題がポイントにフォーカスされてしまい、スプリント全体を見ないまま『ふりかえり』を進めてしまっているという実感がありました。
(ひとりがKPTを出したときに「そういえば、そういうこともありましたね。」という発言が多々出ていました。)

また、指標値の決定や測定をしておらず、振り返りによって問題が改善できているか把握できていませんでした。
いよいよチームとしてのベロシティも下がり、チームのムードもよくない感じになってきたので、『ふりかえり』のやり方を変えてみることにしました。

💡 アジャイルレトロスペクティブズ

『ふりかえり』のやり方について、色んな人に相談したところアジャイルレトロスペクティブズという書籍を教えてもらいました。

アジャイルレトロスペクティブズには、強いチームを育てる『ふりかえり』の手引きが書かれています。(サブタイトルそのまま!)
本1冊、『ふりかえり』のことしか書かれていない、『ふりかえり』のための本です!
アジャイルレトロスペクティブズを読んで知ったこととして、以下の2つがあります。

  1. 『ふりかえり』に構成があること
  2. 『ふりかえり』のやり方がたくさんあること

1. 『ふりかえり』に構成があること

『ふりかえり』は以下のように構成されます。

1. 場を設定する
 ・『ふりかえり』の目標やアジェンダの確認、チェックイン、チームの約束レビュー
2. データを収集する
 ・イテレーション/リリース/プロジェクトで起きたことを全員の共通理解にする
3. アイデアを出す
 ・データを評価・分析し、変化のためのヒントを見つけ出す。
4. 何をすべきか決定する
 ・アクションを提案し、目標を設定する。
5. 『ふりかえり』を終了する
 ・継続的改善のためのアンケート、ふりかえりのふりかえりを行う。

2. 『ふりかえり』の手法がたくさんあること

ふりかえりを構成するそれぞれの要素についても、手法がたくさんあります。
たとえば、上記の「4. 何をすべきか決定する」だけでも、

  • レトロスペクティブ計画ゲーム
  • SMARTな目標
  • 質問の輪
  • 短い話題

の手法が本に載っています。
実際どんな手法があるかは、数が多いので書きませんが、Kindleの「なか見検索!」やオーム社の本紹介ページで目次が見れるので、そこの第4章〜第8章を見ればわかります…!

我々がやっていたKPTは、「短い話題」という手法の一部として紹介されています。
私たちはいままで、『ふりかえり』の構成の中のほんの一部しか実施していなかったのです(!)

💪 実践してみた

アジャイルレトロスペクティブズの本を読んで、今回の『ふりかえり』は以下のような構成にしました。
『ふりかえり』の手法が多く載っているので、「数ある手法の中で今のチームに合う方法はどれだろう…?」と考えながら、構成を組んでいきました。

1. 場を設定する
 ・Check - in
 ・Focus On / Focus Off
2. データを収集する
 ・満足Histgram
 ・Timeline(★)
3. アイデアを出す
 ・Patterns and Shift
4. 何をすべきか決定する
 ・SMARTな目標
5. 『ふりかえり』を終了する
 ・役立った、邪魔だった、仮定した
 ・感謝
★Timeline

せっかくなので(?)ひとつだけ手法を紹介します!
Timelineは、スプリント/プロジェクト/リリースで何が起こったかを書き出していくことで、全体像をつかみ、かつ全員で認識を合わせていくことができる手法です!
横軸に日付を起き、その日に発生した「事実」と「感情」を付箋に書いて貼っていきました。

本の内容から更に工夫したこととしては、

  • 感情の付箋の色を、喜怒哀と謝(感謝や謝りたいこと)で分けた。(『喜怒哀』という手法を取り込んだ)
  • それぞれの日のチームメンバーごとのモチベーションを書き出してみた(『満足ヒストグラム』という手法を取り込んだ)

チームでやった、Timelineの結果がこんな感じです!(あえて解像度落としてます!)
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本には、Timelineは長期間の振り返りに向いているって書かれていましたが、1スプリント分(2週間)でも、「前半なにやったかな…?」って人がちらほらいたので、「スプリント単位のふりかえりでTimelineを作って、データを積み重ねていく方がいいんじゃないかな〜?」と思いました。

💬『スプリントの振り返り』をやってみて

スプリント全体をみてふりかえることができたという実感があり、チームメンバーの『ふりかえり』に対する満足度も高かったです。
特に、「データを収集する」>「TimeLine」では、スプリントで発生したイベントやそのときそれぞれが感じたこと・思ったことを共有することができ、データ収集しながら「この人ってこのときにこんな事を思っていたのか!」という気づきも多くありました。
「ふりかえりを終了する」>「役立った、邪魔だった、仮定した」では、『ふりかえり』そのもののレビューをすることで、「次回の『ふりかえり』をよりよいものにするにはどうすればいいか」という成長の機会を得ることが出来ました。
(ちなみに、ファシリテーターの準備は結構大変だった!)

まだ始めたばかりなので、今回の振り返りを継続して実施し、効果を測定していきます(✌'ω' ✌)
みなさまも、チームにFitした『ふりかえり』を作っていくために、アジャイルレトロスペクティブズを読んでみてはいかがでしょう!٩( ´ω` )و

大規模SIerだけど、推し技術でなぐり合うLT BATTLEを企画・運営して社長表彰とりました!

タイトルの通り、推し技術でなぐり合うLT BATTLEイベントで社長表彰をもらいました!

下の記事でも書いた、LT FREE STYLE BATTLEです(✌'ω' ✌)
syobochim.hatenablog.com

🎉 社長表彰のようす

弊社の社長表彰には「優秀プロジェクト賞」や「ベストセールス賞」、「グローバルチャレンジ賞」「生産革新賞」など、様々な賞があります。
その中の「グッジョブ賞」(よい行いをしました。)を獲得しました!(✌'ω' ✌)



社長から賞品をいただいている様子。
会場には、他の賞をとった方達と本部長、事業部長、部長がいました。
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ウェルカムバルーンはじめました

超スーパーパイパーめちゃくちゃ今更感あるけど、「ウェルカムバルーンやろう!」といって始めました(✌'ω' ✌)

🎈 やろうと思った きっかけ

同じチームの人と
「新人さんが来た時に歓迎しているような雰囲気をだせたらいいねー。」
「いま僕が常駐している会社では、『ようこそ〇〇さん!』って書かれた垂れ幕が下がっているよ!」
「ウェルカムバルーンがお手軽でちょうどいいのでは!やるぞ!!(✌'ω' ✌)」
となったのがきっかけです。

最近、他の会社のオフィスをちょこちょこ見せてもらったりしているのですが、ウェルカムバルーンをやっている会社があり、「オフィスが賑やかに(?)なっていいなー」と思っていたので、この機会に取り入れてみました。

部長に「ウェルカムバルーンやりたいんですが…。」と話すと、さっくりOKが出ました(✌'ω' ✌)

🎈 なんでウェルカムバルーンなの?

ウェルカムバルーンにした理由はこんな感じです!٩( ´ω` )و

  • ひと目で歓迎している雰囲気が伝わる
  • 設置が簡単に出来る
  • 費用が安い
  • バルーンに名前を書くことで、新人さんの名前を覚えるきっかけが増える
  • 時間が経つにつれて しぼんでいくので、ある程度の期間が来たら撤去できる

🎈 ようす

こんな感じでぷかぷかと浮かべています!

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「Welcome〇〇さん」って書いてるよ

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🎈 どうすすめたか

完全に思いつきだったので、「ウェルカムバルーンやりたいのでみなさまお金徴収します!」ではなく、「ウェルカムバルーンやるので、『いいね』と思う方はご協力ください!」という感じで寄付でお金を集めました!
今回、一回目の実績を作れたので、来年以降の進め方はまた考えなきゃなぁ、と思っています٩( ´ω` )و
さらに、予算よりも多めにお金が集まったので、バルーンを多めに購入しました。
例えば、社長表彰受賞とか、KPI達成とか、案件獲得とか、そういうお祝い事に使っていきたいなぁ、と思います!(✌'ω' ✌)

🎈 反応

オフィスですれ違う人が「なんだこれ!」や「見たことある!」と振り返ってくれるので、反応は上々です!
twitterでも、同じフロアの人がつぶやいていました!

とりあえず、新人さんも先ほど無事に(?)席に到着出来ました。
(特に感想は聞いてない)
新人さんに話かけるきっかけづくりに出来るといいなぁ、という感じです。(✌'ω' ✌)

slack botで開発や運用をちょっと楽にする

弊社がDialogPlayを開発・リリースしました!すごい!!かっこいい!!使いたい!!ですが、その話は一旦おいておいて…
私たちのチームでも、DialogPlayほどいろんなことができるわけではないのですが、チームでの開発・運営のなかでbotを使っています。
現在、私の所属しているチームではslackを使っているのですが、いくつかbotが入っていて、それぞれ開発・運用にちょっと役立つサムシンをしています。

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🤖 botが何をやっているか

現在動いているbotたちです。現在3匹稼働しています。
愛着がある名前をbotにつけています。

  • rascalくん (Created by @ さん)
    • コミュニケーションを生み出す
  • 224くん(Created by @ さん)
    • システムが死んで(死活監視NG)いたら教えてくれる
  • syobochirnちゃん(Created by @ ※私です)
    • JenkinsでJOBがこけたら通知する
    • 224くんやJenkins JOBの通知から、やらなきゃいけないことを教える
    • ランダムもしくは曜日決めで 担当者をアサインする
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アーキ部:「あいつとは働きにくい!」それって文化の違いかも…!異文化理解力のお話

毎週金曜の定時後に弊社でアーキ部なるものが開催されています(✌'ω' ✌)
2/17のアーキ部は「異文化理解力」がテーマでした!

この本の内容が紹介されました。

この本を私も読みましたが、超いい本で目から鱗が流れっぱなしでした。

この本は、各国の文化の違いを8個の指標をもとに分析して、その対処方法を説明しています。
本の中では『ドイツ人とアメリカ人が一緒にはたらいたときに…』というように、本当に違う文化の人同士の仕事場でのコミュニケーションについて語られていますが、これが日本の現場でも超役にたつので、この本はまじでおすすめです(✌'ω' ✌)

😒 というのも…。

いまのチームは結成されたばっかりなんですが、
「なんであの人ってあんな言い方するの?!」とか「なんでそういう行動するの?!」って思うことがあり、衝突もあり…。
でもこの本を読んで、「それって文化の違いかもなあ…。」と思うようになりました。

文化って、国ごとにあるんじゃなくて、会社の文化・組織の文化・その人の生まれ育ってきた文化っていうのがあって、ちゃんとを理解する。(しようとする。)
そして、その文化に対してどういう風にアプローチそればいいかを知る。
心にゆとりが生まれ、チームとしてコミュニケーションができるようになります。

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👀 8つの指標

こんな8つの指標が紹介されています。

1. コミュニケーション:ローコンテクスト or ハイコンテクスト
2. 評価:直接的なネガティブフィードバック or 間接的なネガティブフィードバック
3. 説得:原理優先 or 応用優先
4. リード:平等主義 or 応用主義
5. 決断:合意思考 or トップダウン
6. 信頼:タスクベース or 関係ベース
7. 見解の相違:対立型 or 対立回避型
8. スケジューリング:直線的な時間 or 柔軟な時間

それぞれの指標について、自分がどちらに近いか考える。そして、チームメンバーがどちらに近いか考える。
自分と相手の位置を考えたら、相対的にみて相手がどういう文化に所属しているのかを見てみる。
そして、そんな分野のひとに対しては、どういう風に接せばいいかを知る。

💭 たとえば

自分よりも
1. コミュニケーション:ローコンテクスト
2. 評価:直接的なネガティブフィードバック
に当てはまるひと

どう見られている?

みんなから、「率直だけどズケズケとものをいうのでちょっと失礼なひとだな」と思われている人が当てはまるかも。

なんでそんな行動をとるのか

こういう人は別に他の人を攻撃しているわけではなく、単に誠実さや裏表のなさを表しているだけ。

じゃあどうコミュニケーションすればいいの?

その人の真似をして、こちらもローコンテクスト x 直接的にネガティブフィードバックをしようと思ってはだめです。
なぜなら、その人にとっての『率直』と『無神経』のラインがわからないから。
こっちが合わせてみると、逆に「なんだこいつは、失礼なやつだな」と思われてしまうリスクがあります。
こちらの思いを伝えたい場合は、一箇所ほんの少し強めて言う、くらいにとどめましょう。

というように、こう見える人は、こういう風に考えていて、こうコミュニケーションすればいい、というようなことが本に書かれています。

😄 アーキ部でのスライドはこちら

www.slideshare.net

各項目についてや、日本企業でよくあることが書かれていてためになる…!

😊 最後に

私に圧倒的に足りないのは異文化理解力なので、今後理解力をのばしていきたい

Geek Women Japan x Microsoftのイベントでお話してきた〜! #gwjpms

このイベントでお話ししてきました!

geekwomenjapan.github.io

話の内容はこのときでお話ししていた内容の再演+ちょっと内容を追加しました!
syobochim.hatenablog.com
PPAPは旬を過ぎたので踊っていない

CCCの時はあささんと2人で50分だったけど今回は一人で50分だったので、前回省略したこととかを結構はなせた!
ただ、もろもろオンラインで出すの微妙な箇所もあったので、今回の資料は公開しません…!

修正前のCCCのときの資料はこちら

www.slideshare.net

前日が主催しているLT FREE STYLE BATTLEで、かつLTの準備もあってふらふら〜('ω'≡'ω'≡'ω'≡'ω')
だったけど、発表してよかった!

資料に追加していた、参考Qiitaの記事はこちら

懇親会が豪華

懇親会の料理が超おしゃれだった!

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※写真力がないし、料理を取り過ぎた…。

女性がいっぱいで、いろんなコミュニティから人が集まっているから知らないばっかりだった…!(何人か知ってる人もいたけど…!)
懇親会の料理がオシャレだったり、女子トイレに行列ができてたり、託児所があったり、と普段の勉強会とは全然違う雰囲気で新鮮でした!٩( ´ω` )و

人見知りでこんな(↓)感じのツイートしていたけど、懇親会の途中で女の子たちが話しかけてきてくれたの超嬉しかった…!!!
キャッキャした…!自分から話しかける能力を向上させていきた…いきたい…。

スタッフの皆様、Microsoftさん、セッション聞きに来てくれた皆さま、話しかけてくれた方々…!ありがとうございました!
(懇親会でLTしたいんですが…、っていろんな人に駄々をこねたのは反省しています…。)

楽しかったので、また行きたいな〜(✌'ω' ✌)